新譜紹介 『Book of Ryan』by Royce Da 5’9”

どうも!ファントムでーす。今回は新譜紹介だよ

今日紹介するのは、ロイス・ダ・5-9の『ブック・オブ・ライアン』です。日本語で書くと死ぬほどダサいね。ダサいとはなんでしょう?心とは?

タイトルになっている『Book of Ryan』というのは、Royce Da 5’9”の本名のRyanから来ており、簡単に言うと自叙伝的な意味になるかと思います。

ロイス本人はこのアルバムの完成版を聴いて泣いちゃったらしいですね。本人がツイッターで言ってました。(何故かツイート埋め込めないね)

これはロイスの7枚目のアルバムなんですが、個人的に過去最高のアルバムですね。しかも自分のアルバムだけでなくDJ Premierとの『PRhyme 2』も出してるのでスゴい。『PRhyme 2』も近々紹介します。

このアルバムは、ロイスの周りの人達に関することが多いです。前作『Layers』も似た話ではありましたが、さらに深いところまで潜っているのがこの『Book of Ryan』かな、と。

エミネムをフィーチャーした『Caterpillar』は、自分たちオールドスクールのラッパーを「イモムシ」とし、若手ラッパーを「蝶」に例えているような感じで、これはKendrick Lamarの『To Pimp A Butterfly』に通じるものがある内容ですね。

その他にも、ロイスの家族(特に父親とか息子)や友人、音楽業界のような彼を取り巻く環境と、その中でいかに生きてきたかというストーリーを伝えているのがこのアルバムであるような気がします。そして、音楽業界を「Dumb(バカ)」と呼びながら、身の回りの人達に対して、現実に目を向けるように伝えています。

そもそもロイスはラップがめちゃくちゃに上手くどんなビートにも乗っかれるので、ラップもビートも全部カッコいいですね。以前のポッドキャストで触れたDJ Premierとの『Boom』とかもめちゃくちゃラップ上手いし最高です。

やっぱりロイスは声もカッコいいしラップ上手いし、カッコいいね!身長低いけど

おわり


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