明けましておめでとうございます
年末年始といえば帰省。帰省した結果、ブクブク太ってます、ファントムです。
2018年はヒップホップにとって大きな年でした。数々の名アルバムに、ジャンルとしてポップを抜いてトップを取ったり、才能あるラッパーを失ったり……
そんな2018年ですが、皆さんのAOTY "Album of the Year"は何でしょう。…と思ってTwitterで募集したところ、なんと2件しかリプライが来ませんでした。悲しいね!
まぁそれはそうとして、2019年一発目の記事は、2018年の振り返り&ファントム's Top 5です。2018年は過去最高レベルで量を聞いて、音楽的にも成長した年でもありましたから、どんなランキングになるか、僕も楽しみです
5. Nas "Nasir"
カニエ五連作は実は人によって評価がまったく異なり、やれ『DAYTONA』だ、やれ『ye』だ、などと言ってます。まあわからなくはない
というのも、やっぱどのアルバムもカニエのプロデュースが光ってますし、それぞれやっぱ特徴あるので、好き嫌いが出ちゃうんですよ。僕のようなリリシズムに重点を置くタイプなら『Nasir』か『ye』になってくると思いますし、カッコいいヒップホップが好きなら『DAYTONA』や『KIDS SEE GHOSTS』になってくるんでしょうね。『K.T.S.E』は知らん
『ye』実は結構かっこよくて、カニエがここまでじぶんの事をさらけ出したアルバムって無かったんじゃないかな、という感じです。過去記事のことは忘れてくれ
とりあえず、Youtubeにあがってる『Nasir』の動画見てくれ
4. Logic "YSIV"
なんといっても、『Wu-Tang Forever』ですね。この一曲だけでTOP5入りした、まであります。ずるいもんねあんなの
ラップめちゃくちゃうまいので、前作『Everybody』みたいにメッセージたくさん入れてもいいですし、今作みたいにラップに集中してもいいっていう奇跡みたいな存在。しかもちゃっかり『Bobby Tarantino II』もリリースしてるので、たぶんめちゃくちゃ忙しかったと思う
ラッパーってツアー中とかにツアーバスの中で曲作ったりしますけど、件の『Wu-Tang Forever』もツアーバスでレコーディングしてましたね。やっぱバイタリティよ
このフリースタイルもカッコいい
3. Royce Da 5'9" "Book of Ryan"
ロイスといえば『Boom』のイメージだと思うんですが、記事でも申し上げました通り、やっぱめちゃくちゃカッコいいですね。ロイス本人のことでもありますし、周りの環境のことにもガッツり踏み込んでました。でも結局、『Boblo Boat』や『Legendary』が良すぎてな……
2. Jay Rock "Redemption"
このアルバム、正直あんまり聴いてなくって最近また聴きなおしたんですが、やばいです。TDEのアルバムってだけあって、バランスが半端なく良い
やっぱり、ラッパーって言うのはレペゼン精神が大事で、地元の仲間のためにも戦わなきゃいけないんですよね。それと同時に、自分が伝えたいものを伝える、ということもやらなくてはいけません。このバランス感覚が非常に良いアルバムでした。『King's Dead』のフューチャーは忘れよう
(『King's Dead』めちゃくちゃかっこいいのに、フューチャーのあそこだけすげえ残念なんだよな)
1. J. Cole "KOD"
なんかもうごめんなさい、俺がコール選ぶのはわかりきっていたかもしれない
2018年に一番聴いたのは間違いなくこのアルバムで、母親が酒飲みな僕にとっては『Once an Addict』とかめちゃくちゃ食らったし、やっぱりMr. Relatableやな、と……
個人的に、今のキングはケンドリックなんですよ。でもそれ以上に、コールの親しみやすさっていうのは、コールが人気な理由なんですよね。おそらく。
2017年のAOTYには確かケンドリックの『DAMN.』を選びましたが、結局そのあと聴き続けたのはタイラーの『Flower Boy』だったりしたこともあり、このランキングも今年どうなるかわからない
以上、2018年TOP5アルバムでした。
皆様、これからもよろしくお願いいたします
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